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配信日:2019/09/06
部活研通信 ”公認スポーツ指導者資格の更新研修に承認されました”他
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一般社団法人 日本部活指導研究協会(略称・部活研)
「部活研通信」
”部活顧問のための部員の心を変えるとっておきの話" < 1. 9. 10 配信 Vol.46>
info@bukatau-japan.com
http://bukatsujapan.jimdo.com/
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猛暑もそろそろ一段落でしょうか。
まだまだ体調管理は油断できませんね。
来月、10月の研修会の参加者募集中です。

さあ、今回も部活指導関連の情報をお届けします。
生徒をその気にさせ、背中を押すとっておきの話しもあります。

☆::::::::::::☆ お知らせ ☆::::::::::::☆
◎部活研通信、新規会員のご紹介のお願い
info@bukatsu-japan.com まで、
お名前とメールアドレスを明記のうえご連絡願いします。
件名に「入会希望」とご記入下さい。

それでは、以下、今回の目次です。
☆::::::::::::☆ 目次 ☆::::::::::::☆
【1】部員の心を変えるとっておきの話
【2】部活News
【3】当協会主催研修が公認スポーツ指導者資格の更新研修に認可
【4】変化しと日本の気候風土に合わせた部活動
【5】3Keys主催「誰にも頼れない子ども「ゼロ」を目指す活動」
文責 中屋晋
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以上をお送りします。

【1】部員の心を変えるとっておきの話
〜念ずれば通ず〜
「願えば必ず叶う」といいますが信じられますか。叶うと言ったって叶うものと叶わないものがあるでしょうと普通思いますね。

その辺どうなんでしょう。

人間の動作のもとになる意識には、潜在意識と顕在意識があります。簡単に言えば潜在意識は無意識にすること、顕在意識は意識してすること、其々のもとになっているわけです。

さて日常の行動はどれくらいの割合で、この潜在意識と顕在意識によってコントロールされているのでしょう。

これは90%が潜在意識だそうです。つまり、内臓やホルモンの分泌の動きはもちろんですが、歩く、食べるなどの動作は意識して動かしているケースはほとんどないということですね。

このことは思考パターン、行動パターンにも同じことが言えます。これらはほぼ潜在意識によって形成されているのです。

ということは意識的に出来ることというのはかなり限られているのです。なので、限られた意識的に出来ることで潜在意識に働きかけることがポイントです。

潜在意識、つまり無意識の行動の割合がほとんどということは、自分の行動を変える有力な方法は”潜在意識に意識的に働きかける”、ということ。

例えば、「優勝する、優勝する」と毎日10回唱えれば潜在意識にインプットされます。バカみたいことですが、これによってある一定方向への思考パターン、行動パターンが形成されるので、まさに結果がついてくるということになるわけです。

「優勝する、優勝する」と唱えるだけで優勝出来れば苦労はしないよと思われるかもしれません。でも、このキーワードがインプットされた潜在意識によって行動パターン、思考パターンが形成されるので唱えたことの実現の可能性が飛躍的に上がっていきます。

例えば、日々刻々あらゆる場面で行動の選択があります。計算して判断する時もありますが、実は殆どが無意識に選択し行動しています。そこに潜在意識に刷り込まれたバイアスが影響するというわけです。つまり「優勝」に向けた行動がしたくなる、行動の傾向が強くなるということです。

これによって得られた成功体験は、また潜在意識にインプットされ、成功のためのスパイラルに入っていくことになります。

なりたい自分を想像することを習慣にすることは、願いを叶えるために、有効な手段なのです。

瞬間的に願っても潜在意識にはインプットされません。意識的に願いを積み重ねていくことです。

種をまかなければ花は咲きません。成功のイメージを持つこと、それを習慣にすること、全てはここからだと思います。


【2】部活News
○「鈴木大地」スポーツ庁長官に訊く 高校野球が抱える深刻な問題点
https://news.livedoor.com/article/detail/17011644/
(ライブドアニュース)

○夜10時、働く教師だらけ 実習生に「ここが学校だよ」
https://www.asahi.com/sp/articles/ASM8Z6KN8M8ZUTIL033.html
(朝日新聞デジタル)

○「いじめ自殺」の調査結果を私立校がないがしろにできる理由
https://this.kiji.is/538976130454750305?c=39546741839462401
(47News)

○サッカーJ1仙台、効率的な練習法を部活動に 中学教諭に初の講習会
https://www.kahoku.co.jp/sports/vegalta/20190831_07.html
(河北新報)

○養護施設の子どもが「1+1=2」理解できない事情 「数字の概念」がわからない子どもたち
https://news.nifty.com/article/magazine/12208-384877/
(niftyニュース)

【3】公認スポーツ指導者資格の更新研修として承認されました
★日本スポーツ協会から公認スポーツ指導者資格の更新研修として承認されました
<10月部活指導員研修、参加者募集中>
7月1日より募集を開始しており、すでに申し込み頂いておりますが、
恒例の部活研主催の研修会を以下の要領で開催します。

今回の第1部の講師の谷野氏は、実はジュニアユース時代にベンチを温めていたそうですが、何とその横には本田圭佑選手がいたそうです。
そんな経験を踏まえスポーツメンタルについて深いお話しをして頂きます。
第3部は、当協会顧問の部活動学会会長の長沼豊教授(学習院大学)に部活動の抱える問題や背景についてお話し頂きます。
いつもの様に中身の濃い研修会になると思います。
奮ってお申し込み下さい。

研修会の詳細は、↓↓↓↓

◆秋の部活指導員研修会について
10月部活指導員研修会「学校教育の一環の部活動指導」
◎講習終了時には、当協会認定の「部活動指導員研修」受講証書が交付されます。
<詳細>
2019年10月22日(火)祝日
会場:東京都立三田高等学校
 参加費 学校教員2,000円  部活動指導員3,000円(当協会会員無料)
1部:13:00〜14:00 スポーツメンタルトレーニング講習 
講師:ココロツクル株式会社 代表 谷野 隆太   
〜自身が持てる力を最大限に発揮するためには 〜

2部:14:00〜15:00 部活動指導のガイドライン解説  
講師:日本部活指導研究協会 代表理事 中屋 晋
〜長年の部活顧問の経験をもとに部活動指導のガイドラインを具体的に解説〜

3部:15:10〜16:10 日本の部活動の現在・過去・未来 
講師:日本部活動学会 会長 学習院大学教授 長沼 豊 
〜部活動の歴史を振り返り、部活動の現状と未来を考える〜
質疑:16:10〜
懇親会 18:00〜

◎申し込み、詳細はこちら
https://kokucheese.com/event/index/570767/


【4】変化した日本の気候風土に合わせた部活動
[中学校段階から熱中症が増える]
学校種別こどの熱中症の発生件数は、高等学校の656件(48.9%)と中学校の608件(45.3%)とで全体の95%を占めます。

[1年生が多い]
これは、本格的な運動部活動が中学校から始まることが主な要因と考えられます。また、中学校、高等学校とも共通して、1年生の発生件数が多くなっています。
月別では、やはり8月が42%で断トツで、ついで7月が27%、9月が18%となっています。

[部活動時間中の発生が大半]
発生の場面としては、圧倒的に運動部活動で、発生が967件で全体の7割を越えています。
熱中症への対応など、この頻度から考えると、全ての運動部活動の担当者は、専門知識を備えておく必要があります。

[屋外で運動する気候ではない]
海外の熱帯地域から来ている方々も、日本の暑さには驚いています。もともと熱帯地域に住んでいる人は屋外での活動を避けることは当たり前の行動ですが、日本は暑くても通常の活動を続けてしまいます。
そろそろ、生活パターンを根本的に考え直す時期かも知れません。

やはり、原則運動禁止の表示の会場で、夏の大会を開催するのは無理があります。

【5】3Keys主催「誰にも頼れない子ども「ゼロ」を目指す活動」
3Keysとは、生まれ育った環境によって子どもの権利が保障されない子どもたちをゼロにするための活動をするNPO法人です。
https://3keys.jp/about/

その3Keysが主催する講演会で尾木直樹氏と森山誉恵氏の講演会を聞いてきました。

この団体は、児童虐待、不登校、いじめ、自殺など子どもたちを取り巻く不幸な現状と積極的に向き合って、取り組んできたという報告がありました。

その中で、これらの子ども達が直面している不幸な現状は、実は根本的には日本の構造的な問題に根差しているという指摘がありました。

例えば、日本はGDPと比較した行政による教育的支出はOECD加盟国で最下位になっていること、また、日本の教員の一人当たりの勤務時間は世界的にみて突出して多いこと、さらに子どもの貧困率はOECD平均より高いこと。

これらのことで学校において子ども達への目が行き届かず居場所を無くす子どもが増えたり、経済的に恵まれない環境の子どもは、大人の愛情や保護が不十分で家庭でも居場所を失う結果に繋がっているようです。

我々、部活研は、部活動の問題に取り組んいますが、1人でも不幸な子どもたちを救い、生き生きとした学校生活を送ってもらいたいと言う願いは同じです。

この会の最後にこんなアピールがありました。ご紹介します。
「どんな親も先生も完璧じゃなくても、子供たちが幸せになれる世の中。」


 今回もご高覧ありがとうございました。
 部活研はこれからも具体的に行動します。
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