公認会計士　中澤省一郎の SS 経営メールマガジン
2020 年 5 月 １３ 日配信

　 第 1 部　ＧＷの減販 ≒ １ 0 年後減販割合  

　　　　　　　　大事なのは事業承継

　第 2 部　 5/12 開催のＷｅｂ中澤塾　ちょこっと公開  

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  第 1 部　ＧＷの減販 ≒ １ 0 年後減販割合  

テーマ１ ＧＷの減販割合≒ 10 年後の減販割合

　　⇒大事なのは事業承継    

  

　日本中で５０％程度前後減販したＧＷが終了しました。

　ＧＷ前に収録した 4/28 のＷｅｂ中澤塾をまだ聞いていない方は聞いてください。

　 5 月は日本の大半の地域で同じように２０％〜５０％の減販 になるのではないか？

と推定しています。

全ＳＳ（ 1 ＳＳを除く）ノー看板＋推定７０％がエネオス系（供給を受けているＰＢも含む）の沖縄本島でさえ、価格競争が発生してしまうのです。

　問題は、コロナ終了後に石油販売数用が、想定していた自然減まで回復しない。

　何度も書きますが

　　・ 販売減少の 5 年前倒し

　　・ 今月 は、 10 年後の販売数量

だということです。

　 10 年後のＳＳ経営をどうしたらいいか？真剣に考えてください。

高齢のＳＳ経営者でも石油業界に関わってから 60 年程度です。

全てのＳＳ経営者が未体験の企業・会社の行動改革 に直面したいます。

その上、コロナをきっかけにして、

　　 企業：仕事の仕方が激変しており、後戻りできません。

　　　　　　 ３Ｋ（交通日、交際費、会議費）は激減 します。

　　　　　 能力の秀でた人：大幅な給与増加

　　　　　 「居ることに価値のあった人」：給与減少

　　個人：（３Ｋの減少に伴い）行動が大きく違ってきてます。

　　　最も影響を受けるのは、「高速交通機関」（飛行機、新幹線）

　　　　　　　　　　　　不動産業、高級飲食店（銀座等のクラブを含む）

石油業界は、 「決定的な構造不況業種の前倒し」 が直撃されています。

これから　何回かに分けて配信しますので、

「コロナの影響は一過性ではない」

コロナ影響で 「企業行動、個人の行動改革」

　　　　　 ⇒ 回復しても石油減販の 5 年前倒し

ＧＷから 5 月を「 10 年後ＳＳ経営を真剣に考えることができる幸せ」 を感じてください。

　伊藤忠エネクスでは スマホ給油 の実証実験を開始しています。

https://www.itcenex.com/ja/news/2020/t80pff0000002ikc.html

　 「引き算経営」を決断する時期も早まった来てます。



（会員限定で解説しています。）

  減らなかったた数量

　　（１）地域住民の基礎的消費量

　　（２）地域住民の生還関連ビジネスのガソリン消費量

だと思われます。

今までの減販の議論：ＥＶ化、ＨＶ化によるガソリン消費量の低下

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・・・全国一律の議論  

　　　＋

新たな論点　　　　：日本人の行動変革（特にビジネス関連） ⇒ ガソリン減販の前倒し  

（この点は 5/8 の会員限定メルマガで記述しています。）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・・・減販の地域差

この行動変革の影響は、ＧＷで現販率の高い地域ほど大きい と思うのです。

（正確な分析は後日します。）

問題は

10 年後を前提とした事業承継です。

少し、お休みしてましたが、 5 月中旬以降、事業承継を再開します。

＜沖縄は日本の縮図、近未来＞

石油業界に関して、私が 「日本の縮図」と言っている沖縄 ですが

理由は大幅減販です。

　 GW 前：おそらく３０％減販してます。（中澤推測）

　 GW 　：５０％減販（中澤推測）

沖縄の特色として

A: 出張族の比率が高い

B: 観光客の比率が高い

C: 公共交通機関がほぼなく、自動車が住民の足であり続ける。  

です。

A,B はコロナの影響が大

C 　　コロナの影響が少ない

「ノー看板」の沖縄ですら、大幅減販下での廉売競争が勃発しています。

そして、一定の所で、踏みとどまってます。

GW は 10 年後の SS 業界を疑似体験できました。

違うのは

GW ：車が走ってない。

10 年後：車は走っているが、ガソリン・軽油が売れない。

10 年後を疑似体験できることを幸せに感じてください。

そして、

現在：非常に恵まれた業種

将来：非常に衰退する業界

ということも併せて・・・・・・

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公認会計士・税理士　中澤省一郎

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